GTM-MQFJ9H5 補聴器 | 集音器の問題とワイヤレス補聴器について

補聴器や集音器の問題 | 製品購入前の見分け方 | 最新のワイヤレス補聴器 | おすすめの補聴器具とは?

April 19, 2018

 

 

  

補聴器や集音器は、生活の助けになりますが、望ましくない製品にもなりますので、注意が必要です。 実際に補聴器具の使用に悩んでいる方々も多く存在していると聞いています。

 

米国調査では67%〜86%の方が健康を害する補聴器具を使用しているとの指摘があります。 この粗悪な補聴器具を利用された方々は、補聴器具を利用すると健康を害するという誤認識も発生しています。 補聴器具が必要でありながら25%の方は、補聴器具は利用しないという結論に至ってます。 しかし、聴覚に煩いを持つと、認知力の低下、うつ病の危険性、社会との絶縁、認知症を引き起こす原因となる危険性、転倒などという問題が発生すると世界保健機関(WHO)は伝えております。

 

なぜ、こんなにも粗悪な補聴器の利用者が多いのか? これは、処方箋が必要とされる補聴器具は調整を行うサポートが含まれ、高額になる問題があるからではとも考えらえています。 軽度から中度の場合、処方箋型の補聴器具より、処方箋不要となる補聴器具が求められてます。

 

 

従来の処方箋が必要な補聴器具は、約10万円から50万円程度してしまいます。 一方、処方箋不要となる補聴器具もしくは補聴方法は、スマートフォンのアプリから高性能な集音器まで存在する時代になりました。 またこれらは、処方箋不要となる電子機器区分やソフトウェア区分として販売されております。 

 

この新しい区分は、(日本の場合は)バードウォッチング等の集音器として発達され、煩いがある方の補聴器具としても販売されています。 区分が異なるため、法的な表示義務がないため、問題がある製品が多く存在しております。 昨今のインターネット通信では、さらに悪質な海外販売者が増加してます。、粗悪な製品に対し、不正なリビューを多数作ったり、ランキング操作を行ったりしているとの噂が絶えません。 また、これらの悪質な業者は、競合会社に悪いリビューを入れる行為まで行います。2016年秋頃から発生し、悪質な海外業者の販売数が現在の通販におけるトップセールスにまでなってしまっています。現在、製品リビューは全くあてにならない問題があります。

 

 

このような時代だからこそ、法令による表示義務がなかろうと、重要な数値を公開する必要があると考えてます。 同時に購入者にも数値で理解する最低限の知識が必要と感じています。

 

 

 

また、JIS規格に準じた補聴器は安心という広告もよく見かけます。 JIS規格の元は国際規格となるIECとなります。 JIS規格には現在問題となっているノイズに関する項目が入っていません。 このノイズはEINとなり、米国国家規格となるANSIにはテスト項目に加わっています。 現在の問題とは、EINの表示義務がないため、粗悪な製品が堂々と販売されてしまうと考えらえています。 安心かどうかの基準は、EINを含めた表示が必要とされ、米国食品医薬品局(FDA)が表示義務の法令化を求めている事に繋がっています。   

 

 

 

 

補聴器具の品質面で重要視されているノイズレベルは、入力換算雑音(EIN)で表現されます。

 

補聴器や集音器などは音を大きくするアンプ技術です。 基本的な仕組みは、マイクからの音をアンプで増幅・加工し、スピーカー(イヤホン)で音を出だします。 音の増幅はFoG(Full-on Gain)となり、最大ボリュームはSPL (Sound Pressure Level)で表示されます。ノイズの部分はEIN (Equivalent Input Noise)となり、ここが非常に重要ですが表示されていない箇所です。 音を大きくしても、ノイズが大きければ、その補聴器や集音器は使い物になりません。 医療関係の論文では、EINは30dB以上は健康に害する危険性がありますが、その類の製品が溢れているのが現状です。 FDAでも発表記事を参照しており、 The Hearing Review でも公開されております。

 

 

補聴器・集音器で使用されるアンプ技術は、デジタルやアナログに無関係で、必ずノイズが発生します。 このノイズのグラフは右グラフのように、低周波が大きくなります。 人の聴覚範囲は20Hzから20KHzとなり、老化によって高周波数は聞こえなくなります。人が生活に必要となる周波数は中周波数となるため、マイクは200Hz-10KHzの部分のみを一般的に拾います。更に技術進化と周波数調整によって、生活に必要な音に絞り込み、ノイズもできる限りない状態に近づけます。 ノイズは低周波なので、ここの調整が優れた補聴器や集音器が望ましいです。 ここで表すのは、Frequency Curveとなりますが、ここを含めて考えると複雑になるので、割愛します。

 

 

ところでEINはどうやって測るのでしょうか?

これを計測するには業界で決められた測定方法があります。 この標準化が米国国家標準委員会(ANSI)でEINを含めた必要な値、および計測方法がまとまっております。(Electroacoustic measurements conducted on OTC hearing aid)

 

 

 

 

   

 

EIN値が高い製品は以下の問題となります。

(1) 頭痛

(2) 嘔吐

(3) 精神面への影響

(4) 耳へのダメージ

 

聞きづらくなっている方にとって、粗悪な補聴器や集音器をつけると、余計に悪化する可能性があります。

 

世界保健機関 (WHO)がまとめた資料をアメリカ国立医療図書館から抜粋した資料は以下となります。 (Published online 2017 May 18. doi: 10.2147/CIA.S135390)

PSAPのEIN平均値は23.85dBから54.48dBとなっており、OTC の場合は19.8dBから52.9dBと発表されております。これは医療研究論文等で非推奨とされている30dB以上もノイズが出る製品が多数ある事を示しております。