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ロスレス型ライトニングイヤホンの見分け方

アナログ端子は恐らく現代のスマートフォンに使われている技術の中で、最も古い技術となります。この端子を使う場合、デジタル音源は機器内のDACにてアナログに変換されます。その後の回路でのロス(平均10dB)とジャック端子によるロス(平均20dB)が発生すると言われております。ロスレスオーディオ技術の音源側は発達されましたが、再生側が課題となっておりました。

ジャック方式では、デジタル音源の恩恵をユーザーが受ける事は困難でした。一部の企業では、アナログ変換の場所を機器内からイヤホン側に持たす事が望ましいと考えられており、Apple社はこのロスレスオーディオ再生手法における先端的企業の一社となります。 ロスレスオーディオの課題として (1)端子の問題 (2)音源とDACの調整等がありました。

現在、ライトニングイヤホンには3種類が混在しております。

(1)アナログ式(変換アダプターと同じ方式) (2)C68E/LAM非搭載製品 (3)C68E/LAM搭載製品

ここでいうロスレス型とは(3)を指し、以下のような作りの半Apple社製とも言えるライトニングイヤホンとなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)端子の品質

ライトニング端子は様々な工場にて製造されています。マイク搭載を行うとノイズや故障の原因になる端子も存在しております。また、高密度なデータ通信に対する品質も懸念されます。 ロスレス型ライトニングイヤホンでは、Apple社製C68E端子が搭載されております。

(2)音源と音楽コーデックチップの調整

デジタル音源をそのままDACに渡すだけでは、ノイズやロス等が生じてしまうため、ロスレス型ライトニングイヤホンにはApple社製のLAM(Lightning Audio Module)が搭載されております。なお、このLAMはブラックボックスになっている為、どのような調整を行っているかは不明となります。

それ以外の見分け方として

(3) マイクの有無

サードパーティ製端子には、同時入出力を行うと故障の原因につながる低コスト品がある為、マイク非搭載にする事でMFi認証は可能となります。 C68Eは高価なため、C68E搭載品をあえてマイク非搭載にするのは不自然となります。

(4) PPIDの記載はあるか?

PPIDは、MFi認証におけるプロジェクトIDとなり、この表記は義務付けられていませんが、PPIDを表記するケースが増加しております。これは、近年MFi認証済みと偽った製品がマーケットに増加した事が背景にあります。

(5) アプリはあるか?

ロスレス型イヤホンを初めてiPhoneに接続すると、iPhoneはイヤホンの固有情報を受け取ります。MFi認証メーカーリストから固有情報と合致したAppのダウンロードを行います。 (AppのPop-Upがあるかどうかが重要です。) これにより、MFi認証・非認証を区別する事は出来ますが、ロスレス型かどうかの判断まではできません。

(6)イヤホンのアプリはファームウェアアップデートが可能か?

ライトニングイヤホンに搭載されているLAMは、プロトコルによる通信をiOSと行います。iOSは進化される為、プロトコルも進化されます。 その為、イヤホンもFWアップデートが必要となります。

注:特殊なライトニングイヤホンも存在する為、上記で全てを判断できると保証するものではありません。

なお、ロスレス方式は、DACが本来の音源を受け取る技術となります。この先に、ヘッド技術とそれに合わせた音の調整があるため、総合的なクオリティは異なります